JAVA プログラミング 入門

JAVAのプログラミングについて初歩から解説します。まずは、mainメソッド、変数、演算、if文、for文、while文、メソッド、配列など。続いて、メソッドを複数構成して、プログラムを作成(非オブジェクト指向プログラミング)、しばらく後になると思いますが、オブジェクト指向プログラミングを解説します。 クラスの構成、コンストラクター、継承、・・・、など、本格的OOP(Object Oriented Programming)を解説します。

Java: 参照渡しの引数を使うメソッド: 色々な場所にあるデータとメソッド

Prog9_4_cは「参照渡しの引数を使うメソッド: 色々な場所にあるデータとメソッド」の説明のための例である。このプログラムの最後にコメントで実行結果が示されています。

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図Prog9_4_src



Prog9_4_srcで注目すべきことは、このソースプログラムには二つのクラスが宣言されていることであります。一つはクラスD、もう一つはProg9_4である。今回の主なテーマは別のクラスにある配列とメソッドを扱うことです。クラスDにはdという配列と、メソッドgがある。例えば、これらを別のクラスProg9_4から使うことです。このクラスProg9_4には配列bがあり、またメソッドfがある。これらもProg9_4の中にあるmainから使うことにします。

 

Prog9_4_srcについて:

 

3行:クラスDの中の配列dの定義:

4から8行:クラスDの中のメソッドgの定義

3番目の引数は配列であります。このメソッドは配列のデータの和を計算して返しています。

 

11: クラスProg9_4の中の配列bの定義:

12から16:メソッドfの定義:

3番目の引数は配列です。このメソッドは配列のデータの和を計算して返しています。これはgと全く同じである。

 

17から25:メソッドmainの定義

18行 mnの定義と初期化

19 行 配列aが定義され、初期化されています。

 

20 行 メソッドfが配列aを引数として呼ばれています。fでは配列のデータを計算して返し、20行で表示しています(45)。

 

21mainにある配列aのデータをmainの外にあるが、クラスProg9_4内にある配列bと別のクラスD内にある配列dにコピーしています。配列dはクラスProg9_4外にあるので、D.dで指定しなければなりません。つまり、クラス名.配列名となります。

 

22行 クラスD内にあるメソッドgD.gにより読んでいます。クラス外のメソッドであるからです。

 

24行 D内にあるメソッドgD.gにより、さらに配列dD.dにより使用しています。つまり、クラス外にあるメソッドも配列(或いは変数)もそのクラス名を付けて指定しなければなりません。

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