JAVA プログラミング 入門

JAVAのプログラミングについて初歩から解説します。まずは、mainメソッド、変数、演算、if文、for文、while文、メソッド、配列など。続いて、メソッドを複数構成して、プログラムを作成(非オブジェクト指向プログラミング)、しばらく後になると思いますが、オブジェクト指向プログラミングを解説します。 クラスの構成、コンストラクター、継承、・・・、など、本格的OOP(Object Oriented Programming)を解説します。

変数、演算、標準出力(通常ディスプレー)への出力

 

Prog2_1javaのプログラムである。3行目は整数変数(intという整数)aの宣言である。4行目は整数変数b,c,d,e,f,g,hの宣言である。全てintのタイプである。4行目のように一度に複数の変数を宣言できる。変数とは数値を入れることができる箱のようなものである。abは箱の名前である。5行目はaという箱の中に整数12を入れている(代入)。従って、a12になる。6行目は同じくb6を入れている。7行目はcabの和を代入している。8行目は差、9行目は積、10行目は商、11行目はbではなく5で割った商を代入している。この場合、割り切れないが商は2である。12行目はa8で割った余りを代入している。

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図Prog2_1 source program

13行目はprintというメソッド(関数)の引数の中で

Java language and String Catenation(文字列連結)へ

という演算が行われている。”a=”という文字列に整数aが文字列に変換されたものが繋がれ、出力されている。すなわち、”a=”12が繋がれている。このように、+演算は加算を意味するときと、文字列を繋ぐときがある。状況により判断される。加算と連結では連結の優先順位が高い。print文は最後に改行しない。従って、12を出力した後、改行なしで14行目のprintln文が実行される。ここでは、+演算が左から順番に連続して実行され、一つの文字列ができた後、それが出力され、改行される。printprintlnの違いは最後に改行があるかないかの違いである。15行目は14行目のprintln文と同じように実行される。図Prog2_1resはコンパイルと実行結果である。

 

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

 

ここで扱った演算記号は+(加算または文字列連結), -(減算),*(掛け算), /(割り算), %(余りの計算)だけであるが、その他にも沢山ある。それらについては、これから先必要に応じて説明します。

 

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図Prog2_1res 実行結果

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