JAVA プログラミング 入門

JAVAのプログラミングについて初歩から解説します。まずは、mainメソッド、変数、演算、if文、for文、while文、メソッド、配列など。続いて、メソッドを複数構成して、プログラムを作成(非オブジェクト指向プログラミング)、しばらく後になると思いますが、オブジェクト指向プログラミングを解説します。 クラスの構成、コンストラクター、継承、・・・、など、本格的OOP(Object Oriented Programming)を解説します。

Java  最初のプログラム Prog1_1.java

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

Java  最初のプログラム Prog1_1.java

 

javaのプログラミングはクラスを書くことである。図Prog1_1.javajavaのプログラムであり、一つのクラスからできている。そのクラス名はProg1_1である。通常クラス名の頭文字は大文字にする。

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図Prog1_1.java

クラスは以下の形をしている。{}で囲まれている部分が本体である。

 

class クラス名

{

 宣言;

 命令;

}

 

クラスの中身は宣言と命令である。Prog1_1の場合mainというメソッドが書かれているだけである。mainは宣言の一種である。通常のプログラムには一つだけ必要である。実行はこのメインメソッドから始まる。メソッドも本体は{}で囲まれている。この場合本体は5行目のprintln文一つである。このプリント文は”こんにちは”と出力して、改行する。

println();の()の中は文字列でなければならない。println文は文字列を出力するときに使用する。System.outの部分は必要になった時に説明します。出力するときはこの文を使用してください。

プログラムはテキストファイルとして作成し、拡張子をjavaとして、クラス名と同じ名前でファイル名を付ける。従ってこの場合ファイル名はProg1_1.javaとなる。

Prog1_1.javaのようなテキストができれば、それをカレントディレクトリーにおいて、以下のようにコンパイルします。なにもメッセージが出てこなければ成功です。エラーメッセージが出れば、それに従って、ソースファイルを修正し、再度コンパイルします。

 

>javac Prog1_1.java

>

 

コンパイルをすると、クラスファイルが作成されます。プログラムを実行するには、このクラスファイルを実行します。それは以下のようにします。クラスファイルを指定して実行しますが、classという拡張子は指定しません。

 

>java Prog1_1

こんにちは

 

“こんにちは”はProg1_1からのメッセージです。

これまでの操作でどのようなファイルができているかを確認するには,dirコマンドを使用します。

 

>dir

 

Prog1_1.javaファイルとProg1_1.classファイルができているはずです。図Prog1_1-resを参照してください。

f:id:Kurokawa_Tomio:20190608164556p:plain

図Prog1_1-res

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