今週のお題「雨の日の楽しみ方」
図Prog5_1はif文と複合分の説明のための例である.このプログラムの最後にコメントで実行結果(表示)が示されています。
if文は以下の形をしています。文の後は;が必要です。
if(条件) 文;
条件は関係演算や論理演算です。例えば a>0, a==0などです。この場合条件が成立すれば文を実行するということになります。成立しなければ、何もしないで、制御はif文の下に移ります。
8行目はif文を実行する前の状態を表示しています。この時、a>0が成立するので、b=1;の代入文が実行されます。従って、10行目でb=1が表示されます。結果は25行目にあります。
11行目でa=-1; b=0;としているので、13行目の条件は成立しません。したがって、13行目では何もしません。結果は14行目で表示され、27日行目の表示となります。つまり、before afterでbの値は変わりません。
15行目で再びa=1とし、b=0; c=0;としています。17行目のif文の実行については、a>0が成立するので{b=1; c=1;}が実行されます。{}で囲まれたものは複合文と言われ、一塊とみなされ、複数の文全てが実行されます。その結果、b=1; c=1となり、それが、20行目の文で表示され、31行目の結果となります。