JAVA プログラミング 入門

JAVAのプログラミングについて初歩から解説します。まずは、mainメソッド、変数、演算、if文、for文、while文、メソッド、配列など。続いて、メソッドを複数構成して、プログラムを作成(非オブジェクト指向プログラミング)、しばらく後になると思いますが、オブジェクト指向プログラミングを解説します。 クラスの構成、コンストラクター、継承、・・・、など、本格的OOP(Object Oriented Programming)を解説します。

Java: if 文ー 条件成立のときの処理、複文

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

 

Prog5_1if文と複合分の説明のための例である.このプログラムの最後にコメントで実行結果(表示)が示されています。

f:id:Kurokawa_Tomio:20190612153424p:plain

図Prog5_1_src

 

if文は以下の形をしています。文の後は;が必要です。

 

if(条件) ;

 

条件は関係演算や論理演算です。例えば a>0, a==0などです。この場合条件が成立すれば文を実行するということになります。成立しなければ、何もしないで、制御はif文の下に移ります。

 

8行目はif文を実行する前の状態を表示しています。この時、a>0が成立するので、b=1;の代入文が実行されます。従って、10行目でb=1が表示されます。結果は25行目にあります。

 

11行目でa=-1; b=0;としているので、13行目の条件は成立しません。したがって、13行目では何もしません。結果は14行目で表示され、27日行目の表示となります。つまり、before afterbの値は変わりません。

 

15行目で再びa=1とし、b=0; c=0;としています。17行目のif文の実行については、a>0が成立するので{b=1; c=1;}が実行されます。{}で囲まれたものは複合文と言われ、一塊とみなされ、複数の文全てが実行されます。その結果、b=1; c=1となり、それが、20行目の文で表示され、31行目の結果となります。

JAVA PROGRAMMING 入門 TOP へ