JAVA プログラミング 入門

JAVAのプログラミングについて初歩から解説します。まずは、mainメソッド、変数、演算、if文、for文、while文、メソッド、配列など。続いて、メソッドを複数構成して、プログラムを作成(非オブジェクト指向プログラミング)、しばらく後になると思いますが、オブジェクト指向プログラミングを解説します。 クラスの構成、コンストラクター、継承、・・・、など、本格的OOP(Object Oriented Programming)を解説します。

Java: 二重のfor文 、break文、 continue文 、printf

Java: 二重のfor文 、break文、 continue文 、printf

 

Prog7_2_c二重のfor文、 break文、 continue文、 printfの説明のための例である.このプログラムの最後にコメントで実行結果が示されています。

f:id:Kurokawa_Tomio:20190615180550p:plain

図Prog7_2_src

今週のお題「おとうさん」



二重のfor文は例えば以下の形をしています。

 

for(11;12;13){

……

for(21;22;23){

}

……

}

 

外のfor文の一つ一つについて、内側のfor文が実行される。もし、外側の繰り返しがnで、内側の繰り返しがmであれば、文はm*n回実行される。

内側のforは外のforにネストしていると言える。

 

Prog7_2_cについて:

このプログラムは九九の表を作ろうとしているプログラムであるが、

continue;break;を入れて、わざと完全な表を作らないようにしている。5行目は,i=3のとき、それ以下を実行しないで、直ちに4行目のi++を実行している。すなわち外側の制御変数i1進めている。したがって、実行結果の1617行の間にi=3に関する行がなくなっている。すなわち、continue;はそのループ内で、繰り返しを強制的に1つ進める働きがある。7行目のbreak;はそのループ(内側)を直ちに終わらせ、10行目に進む。従って、実行結果にはどの行にもj=8,9の列がなくなっている。

まとめると、

break; ます。 break;が存在する最も内側のループをただちに抜ける。

continue; 最も内側の繰り返しをただちに一つ進める。

 

8行目のprintfに関して:

C言語のprintf関数と同じである。すなわち、値を表示するとき、フォーマットを決めてプリントするということです。整数にはdの記号を使い、桁、すなわち、プリント・ポジションの数を%の後の数字で指定しています。%4dの場合は桁数は最大4として、整数を表示、ただし、桁数が少なければ、左側にペースを付加することを意味する。このスペースも含めて4桁であることを意味します。

10行目の¥nは改行を意味する。

 

その他、実数などの小数点を付けて表示することもできる。後程、機会があれば説明します。

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